フィンワークうんちく


実はワタクシ、こう見えても1998年から2000年の全日本スポーツダイビング選手権400mフリッパーを3連覇していたりします。

「全日本」なんて銘打ってたってしょせんは競技人口の少ない超マイナー競技、そんなたいしたもんじゃないんですが・・・ダイバーのための町内運動会ってとこか。

あ、フリッパーてのはフィンとかマスクとかつけて泳ぐコトね。

より「競泳」に近い、いわゆる「フィンスイム」ってやつとはちょっと違う、あくまでもスクーバダイビングのための技術、だから手は使わない、フィンを履いた脚だけを使ってバタ足で泳ぐ。

ここではそのフィンワークのノウハウをちょっとだけご紹介してみようかなとか思ったり。

でもここで書きたいのはレースで勝つためのテクニックじゃないんです。

「いままでと同じ距離を、いままでと同じスピードで、どうやっていままでよりもラクに泳ぐか」ていう

「体力を温存してダイビングに余裕を生む」ためのテクニック。



ランニングをする必要はありません。腕立て伏せをする必要もありません。

パワーアップは必要ないと思うんです。自分自身が今持っている体力の範囲内でいいと思うんです。

その限られた体力をできる限り効率よく使うということ。

それができたらもっと海が楽しくなると思うんです。もっといろんなモノが見えてくると思うんです。



初めて自転車に乗ったときのことを覚えていますか?

ちょっとプールで練習すれば、ほんのわずかな力で風を切ってスイスイと進むことができるあの感覚を、海の中でも味わうことができるんですよ。


前口上

まずはじめに。


基本テクニック

基本的な考え方

抵抗を減らせ!

まず「イメージ」ありき

「フィンキック」から「フィンプッシュ」へ

アップキックも足首先行

アップストロークはひざでかける

全体のつながりを考える

「ピッチ泳法」のウソ・ホント

足首を極めろ!

足首についてもうちょっと詳しく

「足首ハの字」のチェック法

フィンずれ


海で応用

海に行こうぜぃ!

キャリングとかしてみたり


雑記

いちばん大切なこと

ラフな力とコントロールされた力


ここに書いている内容はあくまで現時点での「暫定」最適テクニック。

いまだ修行中の身だからして、僕自身のフリッパーテクニックからして日々変化しているわけです。

いままで「正解」としていたものもある日突然変わってしまうかもしれない。

ある日突然正反対の内容に書き直すこともありますのでその辺ご了承のほどを。


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